「休職中って、何をして過ごせばいいんだろう?」
私自身、休職中に何度もそう思いました。
仕事に行かなくてよくなったのに、元気になるわけではなく、むしろ、仕事から離れたことで緊張の糸が切れたように、体調がどんどん悪くなって行きました。
寝てばかりになったり、食欲が湧かなくなったり、お風呂に入ることさえしんどくなったり。
「このままで大丈夫なのかな」と不安になることばかりでした。
だから私は、休職中は「もっと頑張る」より「生活を楽にする」ことが大切だと思っています。
この記事では、私自身の休職経験をもとに、
- 休職中の過ごし方
- 睡眠やお風呂を楽にする方法
- 食事や家事の負担を減らす方法
- 体重が増えてきたときに考えたいこと
- 暇な時間の過ごし方
- 復職のタイミング
などをまとめています。
今の自分に必要なところだけ、無理のない範囲で読んでみてください。
※この記事は個人の経験をもとにした内容です。治療や服薬、復職については主治医などにも相談してください。
休職中は何をして過ごせばいい?
休職したら、仕事に行かなくてよくなります。
「これで少し休める」
そう思うかもしれません。
でも、私の場合は、休職したからといってすぐに楽になったわけではありませんでした。
むしろ、仕事から離れたことで、それまで張り詰めていたものが一気に切れたような感覚になり、休職してしばらくはほとんど何もできませんでした。
起きていることもしんどい。
食事をするのも面倒。
スマホを見る気力もない。
ただ寝て、起きて、また寝る。
まるで死んだように一日中寝ている。
そんな日もありました。
当時は、
「こんなに寝ていていいのかな」
「何かしたほうがいいんじゃないかな」
と不安になることもありました。
でも、今振り返ると、あのときは何もしなくてよかったんだと思います。
休職したからといって、急に生活を整えなくてもいい。
運動を始めなくてもいい。
勉強をしなくてもいい。
趣味を見つけなくてもいい。
家事を頑張らなくてもいい。
何もしたくないなら、何もしなくていい。
ずっと寝ていたいなら、寝ていていい。
布団の中で過ごしたいなら、それでもいい。
もちろん、食事や水分をとることなど、最低限必要なことはありますが、それ以外のことまで「やらなきゃ」と頑張らなくてもいいと思います。
少しずつ元気が戻ってきたら、そのときにできることを始めればいい。
散歩してみる。
好きな動画を見る。
趣味を少し再開する。
外に出てみる。
それも、「やらなければいけないこと」ではなく、「できそうならやってみること」くらいでいいと思います。
そして、休職中に生活を少し楽にする方法として、
「頑張る」のではなく、「頑張らなくても生活できるようにする」
という考え方もあります。
料理ができないなら、料理をしなくても食べられるようにする。
掃除ができないなら、掃除を減らす。
買い物に行けないなら、宅配を使う。
お風呂がしんどいなら、お風呂に入る負担を減らす。
こうした方法については、この後の章で一つずつ紹介していきます。
休職中は、何かを成し遂げる期間ではありません。
今まで頑張ってきた分、まずは何もしないで休む。
それも、休職中の大切な過ごし方の一つだと思っています。
何もしない・寝ているだけでもいい?
休職すると、仕事に行く必要がなくなる分、時間がたくさんできます。
でも、体調が悪いときは、その時間を有意義に使おうとしなくても大丈夫です。
私自身、休職したばかりの頃は、ほとんど寝て過ごしていました。
朝起きても、
「今日は何をしよう」
と考える余裕すらなく、また寝る。
気づいたら一日が終わっている。
そんなことも珍しくありませんでした。
それでも、
「一日何もしていない」
「ずっと寝ている」
「こんな過ごし方でいいのかな」
と、自分を責めてしまうこともありました。
でも、休職中に何もしないことは、必ずしも悪いことではありません。
今まで仕事や日常生活で頑張り続けてきたのであれば、まずは休むことが必要です。
「何かしなきゃ」と思わなくてもいい
休職中というと、
- 朝は決まった時間に起きる
- 運動する
- 趣味を見つける
- 勉強する
- 家事をする
など、「休んでいる間に何かをする」ことを考えてしまうかもしれません。
でも、体調が戻っていないうちは、何かを始めること自体が負担になることもあります。
だから、
「今日は寝ていた」
それだけの日があってもいいと思います。
テレビや動画をぼんやり見るだけでもいい。
布団の中でスマホを触っているだけでもいい。
何もせずに過ごしてもいい。
まずは、「何もしない自分」を責めないこと。
それだけでも十分です。
ただし、食事や水分をとること、薬を処方されている場合は指示どおりに服用することなどは、最低限必要です。
また、眠れない・食べられない状態が続いているなど、体調について気になることがあれば、主治医に相談してみてください。
それ以外のことまで、無理に頑張る必要はありません。
元気が戻ってきたら、そのときに少しずつ動けばいい。
休職中は、「何をしたか」よりも、「少しでも自分を休ませられたか」を大切にしてみてください。
生活リズムが崩れてしまったら?
休職すると、毎朝決まった時間に起きて、仕事に行く必要がなくなります。
そのため、今まで自然と決まっていた生活リズムが崩れてしまうことがあります。
私自身も休職中は、昼まで寝ていたり、昼夜逆転してしまったり、食事の時間もバラバラになったりしました。
「このままじゃダメだ」と思って、無理に朝起きようとしたこともありました。
でも、体調が悪いときに無理やり生活リズムを戻そうとすると、それ自体が負担になってしまうこともあります。
まずは「完璧に戻す」ことを考えなくてもいい
休職中だからといって、すぐに
「毎朝○時に起きる」
「夜は○時に寝る」
と決めて、完璧に生活しなくても大丈夫です。
最初は、眠れるときに眠ることも必要な時期があります。
少し体調が戻ってきたら、
- 朝にカーテンを開ける
- 起きたら水を飲む
- 顔を洗う
- 着替える
- できれば少し外の空気を吸う
- 食事の時間を大きくずらさない
など、できそうなことを一つだけ取り入れてみる。
それくらいからでもいいと思います。
「朝7時に起きられなかったから失敗」ではなく、
「昨日より少し早く起きられた」
くらいで考えていいんじゃないでしょうか。
生活リズムより、まず体調を優先する
休職中は、「生活リズムを整えなきゃ」と焦ってしまうことがあります。
でも、私自身は、生活リズムを整えることより、まず休むことが必要な時期もあると感じました。
何日も生活リズムが大きく崩れている、眠れない状態が続いている、日中も強い眠気があるなど、気になることがあれば、無理に自分だけで調整しようとせず、主治医に相談してみるのも一つの方法です。
「早く元の生活に戻らなきゃ」と焦らなくて大丈夫。
今できることを少しずつ。
そして、できない日はまた休む。
休職中は、そんなペースでもいいと思います。
眠れない・寝すぎるときは?|睡眠を楽にする方法
休職中は、睡眠の悩みが出てくることもあります。
夜になっても眠れない。
朝起きられない。
昼間も眠くて、ずっと寝てしまう。
私自身も休職中は、睡眠のリズムがかなり崩れていました。
「ちゃんと寝なきゃ」と思うほど眠れなくなったり、逆に一日中寝てしまったり。
睡眠がうまくいかないと、それだけで「自分は何もできていない」と感じてしまうこともありました。
でも、まずは「ちゃんと眠らなきゃ」と頑張りすぎなくてもいいと思います。
眠るために頑張りすぎない
眠れないと、
「早く寝なきゃ」
「明日はちゃんと起きなきゃ」
と焦ってしまいます。
でも、眠ること自体を頑張ろうとすると、かえって気持ちが落ち着かなくなることもあります。
そんなときは、自分が頑張って眠るのではなく、少しでも眠りやすい環境を作ることから考えてみてもいいと思います。
例えば、部屋の明るさや音、枕や寝具、暑さなど、寝る環境を少し変えてみる方法があります。
部屋の明るさが気になるなら「アイマスク」
昼間に寝ることが多かったり、部屋の明かりが気になったりする場合は、アイマスクを使って光を遮る方法があります。
私自身も、眠りたいのに部屋が明るいと気になってしまうことがあり、アイマスクを使うことがありました。
アイマスクなら、寝る前に着けるだけなので、「何かを頑張る」というより、寝る環境を少し変えるだけで済みます。
選ぶときは、
- 光をしっかり遮れるか
- 締め付けが強すぎないか
- 肌に触れたときに不快ではないか
など、自分が使いやすいものを選んでみるといいと思います。
まずは気軽に試してみたいなら、Amazonや楽天市場などで手頃なものを探してみるのもいいでしょう。
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周囲の音が気になるなら「耳栓」
外の音や家の中の生活音などが気になって眠れない場合は、耳栓を使って音を減らしてみる方法もあります。
これも、眠るために何かを頑張るというより、周囲の刺激を少し減らすための工夫です。
耳栓にもいろいろなタイプがあります。
まずは手軽に試してみたいなら、Amazonや楽天市場などで自分に合いそうなものを探してみるのもいいと思います。
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枕が合わない・寝る姿勢がつらいなら「枕や抱き枕」
寝ているときに首や肩が気になったり、なかなか楽な姿勢が見つからなかったりする場合は、枕を見直してみるのも一つの方法です。
高さや硬さ、素材など、合う枕は人それぞれです。
「この枕を使えば眠れる」というものではありませんが、毎日使うものだからこそ、今使っている枕が自分に合っているか考えてみてもいいと思います。
また、抱き枕を使って体勢を安定させるという方法もあります。
何かに抱きついているほうが落ち着く人や、横向きで寝ることが多い人なら、抱き枕を試してみるのもいいかもしれません。
枕や抱き枕は種類が多いので、まずはAmazonや楽天市場などで口コミを見ながら、手頃なものを探してみるのもいいと思います。
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一方で、枕は毎日使うものなので、「せっかくなら自分に合うものをじっくり選びたい」という場合は、専門メーカーの公式サイトを見てみるのもおすすめです。
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ただ、体調が悪いときに「自分に合う最高の枕を探そう」と頑張る必要はありません。
今使っているものがつらいなら、少し楽そうなものに変えてみる。
そのくらいで十分だと思います。
暑くて眠れないなら「冷感敷きパッド」
夏場など、布団に入っても暑くてなかなか眠れないこともあります。
特に体調が悪いと、寝返りをするのも面倒だったり、暑さで何度も目が覚めたりすることがあります。
そんなときは、冷感タイプの敷きパッドなどで、寝る場所そのものを涼しくする方法もあります。
エアコンの温度を極端に下げるのではなく、寝具を変えることで少しでも暑さを減らせる場合があります。
まずは手軽なものから試したいなら、Amazonや楽天市場などで冷感敷きパッドを探してみるのもいいでしょう。
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もう少し素材や冷感の特徴などにこだわりたい場合は、寝具メーカーの公式サイトを比較してみるのもおすすめです。
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選ぶときは、触ったときの冷たさだけでなく、汗をかいたときの吸湿性や洗いやすさなども確認しておくと安心です。
寝すぎてしまうときも、自分を責めない
眠れない場合とは逆に、いくらでも寝てしまうこともあります。
私自身も休職中は、長い時間寝てしまうことがありました。
そんなとき、
「また今日も何もできなかった」
と自分を責めてしまうかもしれません。
でも、休職中に寝ている時間が増えたからといって、すぐに「怠けている」と考えなくてもいいと思います。
今は休むことが必要なのかもしれない。
まずはそう考えてみてもいいのではないでしょうか。
ただ、眠れない・寝すぎる状態が続いてつらい場合や、睡眠について気になることがある場合は、自己判断で無理に調整せず、主治医に相談してみてください。
睡眠を改善しようと頑張りすぎるのではなく、少しでも眠りやすい環境を作る。
アイマスク、耳栓、枕、抱き枕、冷感敷きパッド。
こうしたものも、あくまで「自分の負担を少し減らすための選択肢」として考えてみてください。
それくらいから始めてみてもいいと思います。
お風呂に入るのがしんどいときは?
うつ状態になると、お風呂に入ることさえ大きな負担になることがあります。
「お風呂に入らなきゃ」と思っているのに、なかなか動けない。
お風呂場まで行くのが面倒。
服を脱ぐのが面倒。
髪を洗うのが面倒。
そして、お風呂から出た後に髪を乾かすことまで考えると、もう何もしたくなくなる。
私自身も、体調が悪いときはお風呂に入ることがかなりしんどかったです。
「お風呂くらい入らないと」と思うほど、できない自分が嫌になってしまうこともありました。
でも、そんなときは「ちゃんとお風呂に入る」ことだけを目標にしなくてもいいと思います。
毎日ちゃんとお風呂に入れなくてもいい
体調が悪いときに、
「毎日お風呂に入らなきゃ」
「髪も体も全部洗わなきゃ」
と考えると、それだけでハードルが高くなります。
もちろん、入れるなら入ったほうがさっぱりするかもしれません。
でも、今日は無理だと思ったら、無理をしなくてもいい。
数日くらいお風呂に入れなくても、それだけで何かが大きく変わるわけではありません。
まずは「お風呂に入れない自分」を責めないこと。
そのうえで、少しでも体を清潔にしたいときは、お風呂に入らなくてもできる方法を考えてみてもいいと思います。
どうしてもお風呂に入れないなら「ボディシート」
汗をかいたときや、体のベタつきが気になるときは、ボディシートで体を拭くだけでもいいと思います。
水を使わず、拭くだけなので、お風呂に入るよりもずっとハードルが低いです。
「今日はお風呂に入る気力がないけど、ちょっとだけさっぱりしたい」
そんな日に使える選択肢として、手元に置いておくと便利です。
まずは手軽に試してみたいなら、Amazonや楽天市場などで探してみるのもいいでしょう。
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髪を洗うのがしんどいなら「ドライシャンプー」
お風呂の中でも、特に面倒に感じやすいのが髪を洗うことではないでしょうか。
髪を濡らす。
シャンプーをする。
すすぐ。
お風呂から出る。
そして、髪を乾かす。
体調が悪いときには、これだけでもかなりの負担になります。
そんなときは、ドライシャンプーを使って髪を洗う負担を減らす方法もあります。
水を使わずに使えるタイプなら、お風呂に入れない日に髪のベタつきなどを少し楽にできます。
もちろん、毎日の洗髪の代わりになるものではありませんが、
「今日はお風呂に入るのは無理。でも髪だけ何とかしたい」
というときの選択肢として知っておくと便利です。
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お風呂に入った後の「髪を乾かす」がつらいなら
意外と忘れがちなのが、お風呂から出た後の負担です。
お風呂には入れたけど、
「髪を乾かすのが面倒……」
となることもあります。
特に髪が長い場合は、乾かすだけでもかなり時間がかかります。
もし今使っているドライヤーが重かったり、乾くまでに時間がかかったりするなら、軽量タイプや速乾性を重視したドライヤーに変えることで負担を減らせる場合があります。
これも「美容のために良いドライヤーを買う」というより、
「髪を乾かすという作業を少し楽にする」
という考え方です。
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「お風呂に入る」以外の方法があってもいい
体調が悪いときは、
「お風呂に入れた=偉い」
「入れなかった=ダメ」
と考えてしまいがちです。
でも、休職中はそんなふうに白黒つけなくてもいいと思います。
お風呂に入れる日は入る。
無理な日は体を拭く。
髪だけケアする。
今日は何もできないなら、そのまま休む。
その日の体調に合わせて、できる方法を選べばいい。
「ちゃんとやる」ことより、少しでも負担を減らして生活することを大切にしてみてください。
そして、お風呂に入ること自体が難しい状態が長く続いている場合は、それだけ体調がつらいサインかもしれません。
無理に生活を整えようとせず、必要に応じて主治医にも相談してみてください。
料理ができない・食べるのが面倒なときは?
休職中、食事も大きな負担になることがあります。
「お腹は空いているけど、何を食べればいいかわからない」
「料理をする気力がない」
「買い物に行くのもしんどい」
「食器を洗うことまで考えると、もう何もしたくない」
私自身も体調が悪いときは、食事のことを考えること自体が面倒になっていました。
料理をするどころか、「何を食べよう」と考えることすらしんどい。
でも、そんなときに無理して自炊をする必要はないと思います。
「ちゃんと料理する」をやめてもいい
休職中だからといって、
「毎日ちゃんとした食事を作らなきゃ」
と頑張る必要はありません。
冷凍食品でもいい。
お惣菜でもいい。
インスタントでもいい。
コンビニでもいい。
まずは何か食べることを優先してもいいと思います。
食事にまで「ちゃんとしなきゃ」を持ち込むと、それだけで疲れてしまいます。
料理をする気力がないなら「宅配弁当」
料理も買い物も難しいときは、宅配弁当を利用するという方法があります。
冷凍で届くタイプなら、冷凍庫に入れておいて、食べたいときに電子レンジで温めるだけ。
「今日何を食べよう」と考える負担も減らせます。
もちろん、毎日利用する必要はありません。
「今日はどうしても何もしたくない」という日のために、いくつか用意しておくだけでも安心感があります。
宅配弁当には、普通の食事だけでなく、栄養バランスを考えたものや、目的に合わせて選べるものなど、いろいろなサービスがあります。
まずはどんなものがあるか比較してみたいなら、公式サイトでメニューや料金を確認してみるといいでしょう。
▶︎ 休職中の食事を楽にしたい人におすすめの宅配弁当
買い物に行くのがしんどいなら「食材宅配・ネットスーパー」
料理そのものはできそうだけど、買い物に行くのがつらい。
そんな場合は、食材宅配やネットスーパーを利用する方法もあります。
家から出なくても食材や日用品を届けてもらえるので、
「着替える」
「外に出る」
「お店を歩き回る」
「重いものを持って帰る」
といった負担を減らせます。
特にお米や飲み物など、重いものを買うのが大変なときには便利です。
▶︎ 食材や日用品を自宅まで届けてもらう
「料理はできるけど、後片付けが無理」でもいい
料理をするところまでは何とかできても、食べ終わった後の食器洗いがしんどいこともあります。
そんなときは、
「料理をする」だけで精一杯なら、片付けまで完璧にやらなくてもいい。
紙皿や使い捨ての容器を使ったり、洗い物が少なくなる料理を選んだりするのも一つの方法です。
また、余裕が出てきたら、食洗機などで家事そのものを減らすという方法もあります。
自分が頑張って家事をするのではなく、道具に任せてしまう。
これも休職中の生活を楽にする方法の一つです。
▶︎ Amazonや楽天市場で食事・後片付けを楽にするアイテムを探してみる
食事は「完璧」より「負担を減らす」
休職中は、食事まで完璧にしようとしなくてもいいと思います。
自炊できる日は自炊する。
無理な日は冷凍食品やお惣菜に頼る。
それすら難しい日は宅配弁当を使う。
買い物がつらければ、食材や日用品を届けてもらう。
その日の自分の体調に合わせて、一番楽な方法を選べばいい。
そして、体重が増えてきたことが気になる場合も、いきなり厳しい食事制限をするのではなく、まずは「何を食べるか」よりも「食事の負担を減らしながら、無理なく食べられる環境を作る」ことから考えてみてもいいと思います。
体重の変化が急だったり、食欲の変化が大きかったりして気になる場合は、主治医に相談してみてください。
休職中は、自炊できる自分を目指すより、食事で消耗しない生活を作る。
それくらいでいいと思います。
休職してから体重が増えてきたら?
休職してから、
「なんだか体重が増えてきた」
と気になることもあると思います。
仕事に行かなくなって動く量が減ったり、家で過ごす時間が増えたり。
食事の時間が不規則になったり、間食が増えたり。
私自身も、休職中に体重が20kgほど増えました。
今振り返っても、
「こんなに増えるんだ……」
と思うくらいでした。
鏡を見たり、体重計に乗ったりして、
「このままでいいのかな」
と不安になることもありました。
でも、体調が悪い時期に、いきなり厳しいダイエットを始める必要はないと思います。
まずは「痩せなきゃ」と頑張りすぎない
体重が増えると、
「運動しなきゃ」
「食べる量を減らさなきゃ」
「ダイエットしなきゃ」
と考えてしまいます。
もちろん、健康のために生活習慣を見直すことは大切です。
でも、今まで仕事に行くことだけで精一杯だった人が、休職した途端にダイエットまで頑張る必要はありません。
私自身、20kg増えたことを考えると「もっと早く何とかしなきゃ」と思ったこともあります。
でも、その時期に必要だったのは、さらに自分を追い込むことではなく、まず体調を立て直すことでした。
まずは休むこと。
そのうえで、少し体調が戻ってきたら、できる範囲から生活を整えていけばいいと思います。
「運動しなきゃ」と思ったら、まず少しだけ
休職中は、どうしても一日の活動量が減りやすくなります。
だからといって、いきなりジムに通ったり、毎日何キロも歩いたりする必要はありません。
最初は、
- ベランダに出てみる
- 家の周りを少し歩く
- コンビニまで歩いてみる
- 体調が良ければ少し散歩する
くらいでもいいと思います。
「今日は5分だけ外に出てみる」
くらいの気持ちで十分です。
できなかった日があっても、それで失敗ではありません。
体調が悪い日は、無理せず休んでください。
食事は「減らす」より「楽に整える」
体重が増えてきたからといって、食事を極端に減らすのはおすすめしません。
むしろ、前の章で紹介したように、食事を準備する負担を減らしながら、食生活を整えていくほうが続けやすいと思います。
例えば、
「毎日コンビニで適当に済ませてしまう」
という状態なら、冷凍のおかずや宅配弁当を利用してみる。
自炊ができる日は自炊する。
できない日は無理をしない。
こうやって、「ちゃんと食べること」と「楽をすること」を両立させる方法もあります。
栄養バランスなどが気になる場合は、宅配弁当の中でも栄養面を考えて作られているサービスを比較してみるのもいいでしょう。
▶︎ 食事を楽にしながら栄養バランスも考えたい方はこちら
家にいる時間が長いなら「間食」を責めすぎない
休職中は家にいる時間が長くなり、ついついお菓子を食べることもあると思います。
それを、
「また食べてしまった」
と自分を責める材料にしなくてもいいと思います。
ストレスや体調の変化で食欲が変わることもあります。
もし間食が気になるなら、いきなり全部やめるのではなく、
「何となく食べる」ことを少し減らしてみる
くらいから始めてもいいでしょう。
例えば、お菓子を食べる代わりに、
- ナッツ
- ヨーグルト
- フルーツ
- 小分けのお菓子
などを用意しておく方法もあります。
「食べてはいけない」と考えるより、自分で選びやすいものを家に置いておくほうが楽な場合もあります。
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体重が増えたことより、今の自分を責めすぎない
私自身、休職中に20kg増えたので、
「仕事もできない」
「運動もできない」
「太ってしまった」
と、いろいろなことを一気に自分のせいにしてしまうことがありました。
でも、今振り返ると、あの時期に無理して痩せようとしなくてよかったと思っています。
休職中は、体重が増えたことだけで自分を責めなくて大丈夫です。
まずはしっかり休む。
少し体調が良くなってきたら、少し歩いてみる。
食事も、できる範囲で整えてみる。
それくらいからでいいと思います。
急いで元の体重に戻そうとするより、今の自分が無理なく続けられる生活を作ることを優先してみてください。
もし体重の急激な増減や、食欲の大きな変化がある場合は、薬の影響なども含めて主治医に相談してみると安心です。
家事ができないときは?
休職中は、仕事だけでなく家事までできなくなることがあります。
掃除をする気力がない。
洗濯物を干すのが面倒。
食器を洗う気力がない。
部屋が散らかっていても、片付ける気になれない。
私自身も体調が悪いときは、家事がどんどん後回しになっていきました。
「掃除しなきゃ」と思っていても動けない。
洗濯物が溜まっていても、そのまま。
そんな状態になると、
「こんな簡単なこともできないのか」
と、自分を責めてしまうこともあります。
でも、今思えば、できないときは無理にやらなくてもよかったと思います。
家事は「ちゃんとやる」より「減らす」
休職中は、
「毎日掃除する」
「洗濯物をきちんと畳む」
「毎食自炊する」
といった普通の生活を維持すること自体が大変なことがあります。
そんなときは、家事を頑張るのではなく、そもそも家事の量を減らすことを考えてみてもいいと思います。
例えば、掃除がしんどいなら、
ロボット掃除機に任せる。
洗濯物を干すのがしんどいなら、
乾燥機を使う。
食器を洗うのがしんどいなら、
食洗機に任せる。
自分が頑張るのではなく、できることを道具に任せてしまう。
これも立派な生活の工夫です。
掃除がしんどいなら「ロボット掃除機」
床に掃除機をかけるだけでも、体調が悪いとかなりの負担になります。
掃除機を出す。
部屋を移動する。
コードを気にする。
終わったら片付ける。
これを考えるだけで面倒になることもあります。
そんなときは、ロボット掃除機に任せてしまう方法があります。
毎日完璧に掃除する必要はありません。
「自分が掃除しなくても、ある程度きれいになる」
という環境を作っておくと、それだけでも負担が減ります。
まずは手頃なものから試してみたいなら、Amazonや楽天市場などで探してみるのもいいでしょう。
▶︎ Amazonや楽天市場でロボット掃除機を探してみる
もう少し性能や機能にこだわって選びたい場合は、メーカーの公式サイトで比較してみるのもおすすめです。
▶︎ ロボット掃除機を公式サイトで比較する
洗濯物を干すのがしんどいなら「乾燥機」
洗濯そのものよりも、
「洗濯物を干す」という作業が面倒
という人も多いと思います。
洗濯機を回す。
洗濯物を取り出す。
一枚ずつ干す。
乾いたら取り込む。
さらに畳む。
体調が悪いと、この一連の作業がかなり大変です。
もし洗濯物を干すことが負担になっているなら、乾燥機や乾燥機付き洗濯機を使って、「干す」という家事そのものを減らす方法もあります。
もちろん高価なものなので、無理に購入する必要はありません。
でも、家事の中でも特に「干すのが嫌だ」と感じているなら、一度検討してみてもいいと思います。
▶︎ Amazonや楽天市場で乾燥機・洗濯用品を探してみる
食器を洗うのがしんどいなら「食洗機」
食事はできた。
でも、食べ終わった後の食器を見ると一気に疲れる。
これも休職中にはよくあることだと思います。
そんなときは、食洗機を使って食器洗いそのものを減らす方法があります。
最近は一人暮らしでも使いやすいコンパクトなタイプもあります。
「食器くらい洗わなきゃ」と思わなくても、機械に任せられるなら任せてしまえばいい。
▶︎ Amazonや楽天市場で食洗機を探してみる
「家事ができない=怠けている」ではない
休職中は、部屋が散らかってしまったり、洗濯物が溜まったりすることもあります。
でも、それだけで自分を責めなくて大丈夫です。
今は仕事を休んでいるだけでなく、体調を回復させることにもエネルギーを使っている時期です。
だから、
「今日は掃除できなかった」
ではなく、
「今日は掃除をしなくてもいい日にした」
くらいに考えてもいいと思います。
そして、できるだけ家事を減らせるものは減らしてしまう。
便利な家電を使う。
使い捨てのものを使う。
ネットで買い物をする。
誰かに頼る。
休職中は、「できることを増やす」より「やらなくていいことを増やす」。
私は、この考え方がすごく大切だと思っています。
家事ができない日は、できなくてもいい。
できないなら、道具に任せてもいい。
それでも難しければ、人に頼ってもいい。
生活を楽にするために使えるものは、遠慮せず使っていきましょう。
買い物に行くのがしんどいときは?
休職中は、外に出ること自体がしんどくなることがあります。
着替える。
準備する。
家から出る。
お店まで行く。
人がいる場所で買い物をする。
そして、重い荷物を持って帰る。
元気なときなら何でもないことでも、体調が悪いと、それだけでかなりの負担になります。
私自身も、体調が悪いときは**「買い物に行く」というだけで疲れてしまうことがありました。**
「食べるものを買わなきゃ」と思っているのに、外に出る気力がない。
そんな日もあります。
だから、買い物についても、「自分でお店に行く」という方法だけにこだわらなくていいと思います。
外に出なくても買えるものはたくさんある
今は、家にいながら食料品や日用品を購入できるサービスがたくさんあります。
Amazonや楽天市場などで日用品を注文する。
ネットスーパーで食材を届けてもらう。
食材宅配を利用する。
重いものだけネットで買う。
こうした方法を使えば、買い物のために外へ出る回数を減らすことができます。
「そんなの当たり前じゃない?」と思うかもしれません。
でも、休職中は「当たり前にできていたことを、やらなくてもいい方法に変える」ことが大切だと思います。
日用品は「Amazonや楽天市場など」でまとめて買う
トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤、シャンプーなど、日常的に使うものは、ネットでまとめて購入しておくと便利です。
お店まで買いに行かなくてもいいですし、重いものを持って帰る必要もありません。
特に、
「そろそろなくなりそうだけど、買いに行くのが面倒……」
という状態になる前に、ある程度ストックしておくと安心です。
もちろん、買いすぎる必要はありません。
「なくなったら困るものだけ、少し余裕を持って用意しておく」
くらいで十分です。
▶︎ Amazonや楽天市場で日用品を探してみる
食料品は「ネットスーパー」という選択肢も
食料品を買うために外へ出るのがつらい場合は、ネットスーパーを利用する方法もあります。
スマホやパソコンから注文して、自宅まで届けてもらえます。
スーパーに行くための準備も必要ありませんし、重い飲み物やお米などを持って帰る必要もありません。
「今日は外に出られないけど、食べるものがない」
そんなときの選択肢として覚えておくだけでもいいと思います。
▶︎ 自宅まで食料品を届けてもらう
「買い物に行く」こと自体が負担なら、できるだけ減らす
休職中は、買い物に行くことだけで一日のエネルギーを使ってしまうことがあります。
買い物から帰ってきたら、もう何もしたくない。
そんな状態なら、買い物に使うエネルギーを減らすことも立派な工夫です。
例えば、
- 日用品はネットで購入する
- 食材は宅配してもらう
- 重いものは配送に任せる
- まとめ買いで外出回数を減らす
- 宅配弁当を利用する
など。
全部をネットにする必要はありません。
「これは買いに行くのが大変だな」と思うものだけ、宅配に変える。
それだけでも生活は少し楽になります。
外出できない日があっても大丈夫
休職中、「今日は一歩も外に出なかった」
という日があっても、必要以上に自分を責めなくていいと思います。
体調が悪いときに無理して外出して、さらに疲れてしまうこともあります。
もちろん、体調が良いときには少し外に出てみるのもいいと思います。
でも、
「外に出なきゃ生活できない」
という状態にする必要はありません。
今は、家にいながら生活を維持できる方法がたくさんあります。
ネットで買えるものはネットで買う。
届けてもらえるものは届けてもらう。
誰かに頼めるなら頼む。
自分の体力を、本当に必要なところに使う。
休職中は、そんな生活でもいいと思います。
そして少しずつ体調が戻ってきたら、
「今日は近所まで出てみようかな」
くらいから始めればいい。
今できないことを無理に増やすより、今の自分でも生活できる環境を作る。
それも、休職中の大切な過ごし方の一つだと思います。
暇な時間は何をすればいい?
休職してしばらくすると、少しずつ体調が戻ってくることがあります。
すると今度は、
「仕事がないから時間が余る」
「毎日何をして過ごせばいいんだろう」
と感じることもあります。
私自身、休職したばかりの頃は、暇だから何かしようなんて考える余裕もありませんでした。
何もできずに、ただ寝ている。
そんな日が続きました。
でも、少しずつ体調が戻ってくると、今度は「今日は何をしよう」と考える時間が増えていきました。
そんなときも、無理に予定を詰め込む必要はありません。
「有意義に過ごさなきゃ」と思わなくていい
休職すると、自由な時間がたくさんできます。
その時間を見て、
「せっかく時間があるんだから、資格の勉強をしよう」
「読書をしよう」
「運動をしよう」
「何か新しいことを始めよう」
と考える人もいると思います。
もちろん、やってみたいことがあるなら、少しずつ始めてみてもいいと思います。
でも、休職中の時間を全部「有意義な時間」にする必要はありません。
YouTubeを見ていてもいい。
漫画を読んでいてもいい。
ゲームをしていてもいい。
音楽を聴いていてもいい。
ただぼーっとしていてもいい。
「暇だから何かしなきゃ」と焦らなくても大丈夫です。
体調に合わせて「できそうなこと」を選ぶ
少し余裕が出てきたら、自分が負担に感じないことをやってみるのもいいと思います。
例えば、
何も考えたくない日
- YouTubeや動画を見る
- 音楽を聴く
- ラジオやポッドキャストを聴く
- 漫画を読む
など。
見るだけ、聴くだけなら、体力をあまり使わずに楽しめます。
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Amazonのサービスを利用すれば、Amazonでの買い物もお得や便利になるので、おすすめです。
少し気力がある日
- ゲームをする
- 読書をする
- 映画を見る
- マンガを読む
- ネットショッピングをする
- 簡単な料理をしてみる
など。
「今日はこれをやってみようかな」くらいで十分です。
最後までやり切る必要もありません。
映画を途中でやめてもいい。
本を数ページ読んで終わってもいい。
ゲームを10分だけやって終わってもいい。
始めたことを最後までやらなければいけない、というルールもありません。
「昔好きだったこと」を少しだけやってみる
休職中におすすめなのが、以前好きだったことをもう一度やってみることです。
仕事が忙しくなると、好きだったことをする時間がなくなっていることがあります。
昔よく見ていた映画。
好きだったゲーム。
読んでいた漫画。
音楽。
料理。
趣味。
「そういえば昔これ好きだったな」
と思うものがあれば、もう一度触れてみてもいいと思います。
新しい趣味を探す必要はありません。
昔好きだったものを、もう一度楽しむだけでも十分です。
「暇=元気になった」とは限らない
ここは少し大事なところです。
暇を感じるようになったからといって、
「もう元気になった!」
と判断する必要はありません。
一日中寝ている状態から、少し起きていられるようになった。
それだけでも大きな変化です。
でも、そこからいきなり毎日予定を入れたり、仕事と同じような生活に戻したりすると、また疲れてしまうことがあります。
できるようになったことが増えたら、その分だけ休むことも忘れない。
これくらいのペースでいいと思います。
お金をかけなくても楽しめる
休職中は収入が減ることもあるので、無理にお金を使う必要もありません。
無料の動画を見る。
図書館で本を借りる。
音楽を聴く。
近所を少し散歩する。
家でゲームをする。
スマホで漫画を読む。
お金をかけずにできることもたくさんあります。
逆に、「これがあれば少し楽しく過ごせそう」と思うものがあれば、無理のない範囲でAmazonや楽天市場などを利用するのもいいと思います。
本、漫画、ゲーム、趣味の道具など、家にいながら探せるものもたくさんあります。
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何もしない日があってもいい
休職中は、
「今日も何もしなかった」
と思う日があるかもしれません。
でも、
何もしなかった=無駄な一日
ではありません。
体調を回復させるために休んでいたのなら、それも休職中に必要な時間です。
私自身も、最初は何もできませんでした。
そして、少しずつできることが増えてきました。
だからこそ、今振り返ると、「何かをすること」だけが回復ではなかったと思います。
暇な日があってもいい。
何もしない日があってもいい。
少し元気な日に、好きなことを少しやってみる。
そして疲れたら、また休む。
休職中の時間は、「有意義に使う時間」ではなく、「自分のペースを取り戻す時間」くらいに考えてみてもいいと思います。
人と会うのがしんどい・連絡したくないときは?
休職中は、家にいる時間が増えて、人と話す機会が減ることがあります。
友達から連絡が来ても返信する気になれない。
家族と話すことさえ面倒に感じる。
誰かに会うのがしんどい。
SNSを見るのもしんどい。
でも、一人でいる時間が長くなると、今度は寂しくなったり、不安になったりすることもあります。
私自身も、体調が悪いときは人と関わることそのものが負担に感じることがありました。
返信しなきゃと思っているのに、スマホを開くことすら面倒。
「元気?」と聞かれても、どう答えればいいかわからない。
そんなこともありました。
返信できないなら、無理に返信しなくてもいい
休職中は、
「友達からのLINEくらい返さなきゃ」
「心配してくれているんだから返信しないと」
と思ってしまうかもしれません。
でも、体調が悪いときに返信することさえ大きな負担になることがあります。
そんなときは、すぐに返信しなくても大丈夫です。
余裕が出てから返信すればいい。
どうしても気になるなら、
「今ちょっと体調が悪くて、返信遅くなるかも」
と一言だけ伝えておくのもいいと思います。
長い文章を考える必要はありません。
「返信する」という作業そのものを小さくすることも、生活を楽にする方法です。
誰とも話したくない日があってもいい
休職中は、人と話すことが億劫になることがあります。
「誰かと話したほうがいい」
と頭では分かっていても、今日は誰とも話したくない。
そんな日もあると思います。
無理に友達と会ったり、外出したりする必要はありません。
まずは一人でゆっくり過ごす。
それでもいいと思います。
ただ、完全に一人で抱え込まないことも大切です。
家族、友人、主治医など、信頼できる人がいるなら、少しだけでも今の状態を伝えておくと安心です。
「今はちょっとしんどい」
「しばらく連絡できないかもしれない」
それだけでも十分です。
SNSを見すぎて疲れるなら、距離を置いてもいい
スマホを見ていると、他の人の生活が目に入ってきます。
「みんな仕事している」
「みんな楽しそう」
「自分だけ何もしていない」
そんなふうに感じてしまうこともあります。
体調が悪いときは、普段なら気にならないことまで気になってしまうことがあります。
もしSNSを見ていてつらくなるなら、しばらく見ないようにするのも一つの方法です。
通知を切る。
アプリを開かない。
スマホを別の部屋に置く。
それだけでもいい。
SNSを見ることまで頑張らなくて大丈夫です。
「誰かとつながる」ことも、頑張りすぎなくていい
人とのつながりは大切ですが、
「毎日誰かと話さなきゃ」
と考える必要はありません。
LINEを一通送るだけでもいい。
家族と少し話すだけでもいい。
病院で今の状態を伝えるだけでもいい。
オンラインで誰かの話を聞くだけでもいい。
自分が負担に感じない方法で、少しだけ人とのつながりを残しておく。
それくらいでいいと思います。
そして、もし人と関わること自体がつらくなっていたり、孤独感や不安が強くなっている場合は、一人で抱え込まず、主治医などに相談してください。
休職中は、「元気になったら人と会おう」くらいでも大丈夫です。
今は誰かに会うより、休むことが必要な時期なのかもしれません。
返信できない日があってもいい。
外に出ない日があってもいい。
誰とも話したくない日があってもいい。
自分の体調に合わせて、人との距離を調整していきましょう。
復職する?転職する?|これからの働き方を考える
休職中、少しずつ体調が戻ってくると、
「このまま今の会社に戻って大丈夫かな」
「また同じことになったらどうしよう」
「いっそ転職したほうがいいのかな」
と考えることがあると思います。
私自身も、休職中に「復職するのか、それとも別の道を考えるのか」を悩みました。
でも、ここで大切なのは、今すぐ答えを出さなくてもいいということです。
復職することだけが選択肢ではない
休職すると、
「体調が良くなったら、元の会社に戻る」
と考えるのが普通かもしれません。
もちろん、今の会社に戻りたいと思えるなら、それも一つの選択肢です。
復職して、勤務時間を調整してもらったり、仕事内容を変えてもらったりしながら働く方法もあります。
でも、
「会社に戻ることを考えるだけでつらい」
「同じ環境に戻るのが怖い」
「休職することになった原因が、職場にある」
という場合は、転職という選択肢を考えてもいいと思います。
休職したからといって、必ず元の会社に戻らなければいけないわけではありません。
ただし、体調が悪いときに急いで転職しなくてもいい
一方で、
「もう今の会社は無理だから、すぐ転職しよう」
と焦る必要もありません。
体調がかなり悪い状態では、求人を探したり、面接を受けたりすること自体が大きな負担になります。
まずは回復することを優先して、
「転職するかもしれない」という選択肢だけ持っておく。
それくらいでも十分です。
「どんな仕事があるのか」を見るだけでもいい
体調が少し戻ってきたら、転職サイトなどで求人を眺めてみるのも一つです。
すぐに応募する必要はありません。
「今の仕事以外にも、こんな仕事があるんだ」
「この働き方なら少し楽かもしれない」
と知るだけでもいいと思います。
転職サイトなら、自分の条件に合う求人を検索したり、どんな仕事が募集されているのかを見ることができます。
一人で転職活動をするのがしんどいなら
求人を探すこと自体が大変だったり、
「自分にはどんな仕事が合っているのかわからない」
という場合は、転職エージェントなどに相談する方法もあります。
求人を紹介してもらったり、応募書類や面接について相談できたりするサービスもあります。
もちろん、相談したからといって必ず転職しなければいけないわけではありません。
「今の自分にはどんな選択肢があるのか知りたい」
という段階で利用してもいいと思います。
▶︎ 転職サイト・エージェントで、求人を見てみる
・UZUZ
・dodaチャレンジ(手帳持ちの方)
「今より楽に働けるか」を考えてみる
転職を考えるとき、
「もっと給料が高い会社」
「もっと有名な会社」
だけを探す必要はありません。
休職を経験したからこそ、
- 残業が少ない
- 通勤時間が短い
- 在宅勤務ができる
- 人間関係の負担が少ない
- 自分に合った仕事内容
- 休みを取りやすい
など、「自分が無理なく働ける環境か」を考えてみてもいいと思います。
以前の自分にとっては当たり前だった働き方が、今の自分には合わないこともあります。
それに気づけたことも、休職した経験の一つなのかもしれません。
復職でも転職でも、「自分が楽に生きられること」を大切に
復職する。
転職する。
もう少し休む。
どれが正解なのかは、人によって違います。
だから、
「みんな復職しているから、自分も戻らなきゃ」
と考えなくてもいい。
逆に、
「今の会社が嫌だから、すぐ辞めなきゃ」
と焦る必要もありません。
まずは体調を戻す。
そして少し余裕が出てきたら、これからの働き方について考えてみる。
求人を見るだけでもいい。
転職サービスに相談するだけでもいい。
そのうえで、
「この会社に戻るほうが自分に合っている」
と思えば復職を選べばいいし、
「別の環境で働いたほうがいい」
と思えば転職を考えればいい。
休職を経験したからこそ、「どうすれば自分が無理なく働けるのか」を考えるきっかけにしてもいいと思います。
そして、復職・退職・転職などの具体的な判断は、体調や会社の制度、主治医の意見なども踏まえて、焦らず考えていきましょう。
休職中に一番大切にしてほしいこと|「何もしない」も立派な過ごし方
ここまで、
- 睡眠
- お風呂
- 食事
- 体重
- 家事
- 買い物
- 人との付き合い方
- 復職
について紹介してきました。
でも、いろいろ紹介しておいて言うのも変かもしれませんが、休職中に全部やる必要はありません。
むしろ、体調が悪いときは、
何もしないことも大切です。
「休職中だから何かしなきゃ」と思わなくていい
仕事に行かなくなると、
「時間がたくさんあるんだから、何かしなきゃ」
と思ってしまうことがあります。
資格の勉強をする。
運動をする。
生活リズムを整える。
家をきれいにする。
趣味を見つける。
復職に向けて準備する。
でも、休職したばかりの頃や、体調がかなり悪いときに、そんなことができなくても当然です。
私自身、休職した後はしばらく何もできず、死んだように寝ていました。
一日中寝ている。
起きても何もする気にならない。
ただ時間だけが過ぎていく。
そんな時期がありました。
当時は、
「自分は何をしているんだろう」
と思うこともありました。
でも、今振り返ると、あの時間も必要だったんだと思います。
「何もしない」を予定にしてもいい
今日は何もしたくない。
そんな日は、
「今日は何もしない日」
と決めてしまってもいいと思います。
掃除もしない。
料理もしない。
外にも出ない。
ずっと寝ていてもいい。
もちろん、食事や水分をとるなど最低限必要なことはありますが、それ以外は何もしなくてもいい。
「何もしなかった」のではなく、
「休むことをした」
と考えてみてください。
生活を楽にするために、人やサービスに頼っていい
この記事では、Amazonや楽天市場などで買えるものや、宅配サービス、家事を減らすための家電など、いろいろな方法を紹介しました。
でも、それらを全部使う必要はありません。
「これなら少し楽になりそう」
と思ったものを、一つ試してみるだけでも十分です。
料理が無理なら宅配を使う。
買い物が無理なら届けてもらう。
掃除が無理なら家電に任せる。
お風呂が無理なら、別の方法を考える。
そして、それすら無理な日は、何もしない。
自分の体力を使って頑張るのではなく、使えるものに頼ってしまっていいんです。
元気になるまでの時間は、人それぞれ
休職すると、
「○ヶ月くらいで復職できるかな」
「いつになったら元気になるんだろう」
と考えてしまうことがあります。
でも、回復するスピードは人それぞれです。
すぐに良くなる人もいれば、時間がかかる人もいます。
一度良くなったと思ったのに、また体調が悪くなることもあります。
だから、
「まだ治っていない」=「自分はダメ」
ではありません。
昨日できたことが今日はできない。
そんな日があっても大丈夫です。
私が休職中の自分に伝えるなら
もし、あの頃の自分に今の自分から声をかけられるなら、
「もっと頑張れ」
とは言わないと思います。
むしろ、
「今は何もしなくていいよ」
と言いたいです。
仕事に行けなくなった。
家事もできない。
お風呂にも入れない。
体重も20kg増えた。
何もできない自分が嫌になる。
そんな時期があったとしても、それだけで人生が終わるわけではありません。
まずは今日を過ごす。
ご飯を食べる。
眠る。
それだけでも十分です。
そして、少し余裕が出てきたら、生活を一つだけ楽にしてみる。
それくらいでいいと思います。
休職中は「もっと頑張る」より、「生活を楽にする」ことが大切です。
今の自分にできることだけで大丈夫。
できないことは、誰かや何かに頼っていい。
そして、何もできない日は、何もしなくていい。
この記事が、そんなふうに少しでも気持ちを楽にするきっかけになれば嬉しいです。
まとめ|休職中は、頑張るより生活を楽にしよう
休職中は、
「何かしなきゃ」
「早く元気にならなきゃ」
「早く仕事に戻らなきゃ」
と焦ってしまうことがあります。
でも、まずは休むことが大切です。
眠れないなら、眠りやすい環境を作る。
お風呂が無理なら、別の方法を使う。
料理が無理なら、宅配や惣菜に頼る。
家事が無理なら、家電やサービスに任せる。
外出が無理なら、ネットで届けてもらう。
そして、何もできない日は、何もしなくていい。
休職中は「もっと頑張る」より「生活を楽にする」。
私自身、休職中に何もできず、体重も20kg増えました。
それでも、少しずつ生活を楽にしながら、自分のペースで回復していきました。
この記事の中で「これならできそう」と思ったものが一つでもあれば、無理のない範囲で試してみてください。
そして、復職については一人で焦って決めず、主治医や会社と相談しながら進めていきましょう。
今は「頑張る時期」ではなく、「自分を休ませる時期」なのです。
